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オリジナルTシャツのネームタグってどうすればいいの? ネームタグを付けるメリットや主な種類、取り付け方を解説
オリジナルTシャツは、配色やデザイン、フォント、レイアウトなどに工夫を加えて世界で一枚のTシャツを作れる点が魅力です。さらに個性やオリジナリティを出したい場合は、Tシャツにネームタグを取り付けることを検討してみましょう。
本記事では、ネームタグを付けるメリットや、ネームタグの主な種類と選び方のポイント、取り付け方をまとめました。「オリジナルTシャツにもっとこだわりたい!」と考えている方はぜひ参考にしてください。
オリジナルTシャツにネームタグを付けるメリット

オリジナルTシャツにネームタグを付けると、以下のようなメリットがあります。
既製品との差別化を図れる
自分だけのデザインを採用したオリジナルTシャツは、それだけで唯一無二のアイテムとなり得ますが、さらに自分の名前や企業名などを入れたネームタグを付ければ、よりオリジナリティの高いTシャツになります。
ただ名前を入れられるというだけでなく、ネームタグそのものも色を付けたり、イラストやロゴを入れたり、飾り文字にしてみたりとさまざまな工夫を施せるため、それ自体がワンポイントアクセントになる点も魅力の一つです。
ブランドの知名度向上
企業がノベルティ用やイベント用としてオリジナルTシャツを作成する場合、企業名やブランド名を冠したネームタグを付けると、企業・ブランドの知名度向上に役立ちます。
また、細かな部分にまでこだわったオリジナルTシャツは「センスが良い」「気が利いている」というイメージを与えるため、ブランドイメージアップにも貢献するでしょう。
特別感を演出できる
オリジナルTシャツを誰かにプレゼントする場合、相手の名前や愛称などをプリントしたネームタグを付けると、より特別感がアップします。
Tシャツそのもののデザインがシンプルであっても、襟のネームタグで個性を出せば、相手のために作った世界に一つだけのオリジナルTシャツであることをアピールできるため、特別なプレゼントとして喜んでもらえるでしょう。
ネームタグの種類と選び方
オリジナルTシャツに付けられるネームタグには複数の種類があり、それぞれ特徴が異なります。各々の種類ごとの特徴をよく理解し、よりニーズに合ったものを選びましょう。
ここではネームタグの種類と選び方について解説します。
プリントネームタグ
プリントネームタグとは、プリントネーム専用のテープに直接スクリーンプリントを施したものです。
スクリーンプリントはプリントの技法やインクの種類が豊富であるため、あらゆる素材にプリントできる上、カラフルなデザインや細かなデザインを再現しやすいのが大きな特徴です。
また専用テープのバリエーションが多いため、個性を出しやすいというメリットもあります。さらに、コストが比較的安価であるため、小ロットでも製作しやすいことも嬉しいポイントです。
織りネームタグ
織りネームタグは、織機を使って糸から生地、柄を織り上げて作るタイプです。前述したプリントネームタグよりも耐久性が高く、繰り返し洗濯しても退色しにくい点が特徴です。また見た目にも高級感があるため、上質な雰囲気を出したいときやハイブランド感を演出したい場合に重宝するでしょう。
ただし、使用できる糸には限りがあるため、他のタイプに比べると配色やデザインの選択肢はやや劣ります。また織機での製造には手間と時間がかかるため、コストと納期がネックになるかもしれません。
刺しゅうネームタグ
刺しゅうネームタグは、既存のテープリボンに糸を使って刺しゅうを施したものです。糸を使って柄やフォントを表現するという点は織りネームタグと共通していますが、刺しゅうタグは専用のテープリボンに刺しゅうを施すため、時間やコストがかからない点が特徴です。
また織りネームタグは基本的に大量ロットの注文のみの対応となりますが、刺しゅうネームタグは小ロットも可能であるため、少ない枚数で作りたい場合に適しているでしょう。
ただし、糸で表現するという性質上、細かな文字やデザインには対応しにくいというデメリットがあります。
DTF転写ネームタグ
DTF転写とは、Direct To Film転写の略称で、オンデマンド転写とも呼ばれる印刷方法です。専用のDTFインクを特殊なフィルムにプリントし、熱と圧力で生地に転写する仕組みになっています。
スクリーンプリントのような版が必要ないため、手頃な価格で1枚から発注できることがメリットです。また、さまざまな素材にプリントできる上、洗濯耐久性も高く、繰り返し洗っても色あせにくい点も魅力です。
自分用・プレゼント用を問わず、気軽にオリジナルTシャツを作りたい場合に検討してみてはいかがでしょうか。
昇華転写ネームタグ
昇華転写とは、専用のインクで印刷された転写紙とポリエステル生地を重ね、熱と圧力で染色するプリント方法です。熱によってポリエステルの分子の結合が緩んだところに、気化したインクが定着することで色が付く仕組みになっています。
生地の繊維内に直接インクを染み込ませるため、生地そのものの風合いを損ないにくい点が特徴です。また発色が非常に鮮やかで、細かな色調の調整もできるというメリットもあります。
その性質上、ポリエステルのテープにしか印刷できませんが、小ロット生産や短納期にも対応しています。
ダイレクトプリントネームタグ
ダイレクトプリントとは、パソコンなどで作成した印刷物のデータを直接生地にプリントする方法です。版が不要であるため、小ロットでも発注しやすく、短い納期にも対応できることが利点です。
またインクが浸透すればどのような生地にもプリントできるため、ネームタグの素材にもこだわりたいという方に適しているでしょう。
オリジナルTシャツにネームタグを取り付ける際のポイント

オリジナルTシャツにネームタグを取り付ける際のポイントは2つあります。
取り付ける場所
1つ目は取り付け場所です。ネームタグは襟元(首の後ろ)や袖の先、裾、ポケットなどに取り付けるのが一般的ではありますが、端に折り加工のないものであれば生地のどこにでも取り付けられます。
ネームタグに個人名を入れる場合や、Tシャツの情報(サイズや素材など)を入れる場合は、他人の目に触れにくい襟元に取り付けるのがおすすめです。
一方、ネームタグをワンポイントアクセントにしたい場合や、企業名・ブランド名の認知度を高めたいのなら、袖や裾、ポケットなど外部から視認しやすい場所に取り付けると良いでしょう。
生地への縫い付け方
2つ目は生地への取り付け方です。ネームタグは糸を使って生地に直接縫い付けますが、縫い方にもさまざまな種類があります。
代表的な縫い付け方は以下の通りです。
・上下二辺縫い
・両端二辺縫い
・上端一辺縫い
一辺縫いとは、上端一辺のみを縫い付ける方法です。反対側の下端は浮いている状態であるため、表面だけでなく、裏面にもプリントしたい場合に適しています。
一方、二辺縫いとは上下端あるいは両端を縫い付ける方法です。両方の端を縫い付けてしまうため裏返すことはできませんが、一辺縫いよりも耐久性が高く、剥がれにくいことがメリットです。
最適な縫い付け方はタグの種類や用途によって異なるため、ニーズに合った方法を選択しましょう。
ネームタグを取り付けるならティアアウェイタグのオリジナルTシャツがおすすめ
オリジナル製作のネームタグを付けるには、Tシャツに元々付いているタグを取り外す必要があります。タグは糸で縫い付けられているため、ハサミなどを使ってカットする必要がありますが、うっかり手元が狂ってしまうとTシャツに傷を付けてしまう可能性があります。
また既存のタグを取り除くと、生地には糸を縫い付けた跡が多少残ってしまうのも懸念点の一つです。跡そのものは上から新しいネームタグを取り付ければ隠せますが、既に縫い跡がある場所に取り付けると耐久性が損なわれる恐れがあるためです。
このような問題を解決する方法として、ティアアウェイタグのオリジナルTシャツを選ぶ方法があります。
ティアアウェイタグとは切り取り線のようなミシン目が付いている特殊なタグのことで、少し力を入れるだけで簡単に取り外せる構造になっています。ハサミなどの道具を使わず、素手で手軽にタグを取り外せる上、生地に跡が残りにくい点が大きなメリットです。
なるべくTシャツを傷つけず、より手軽に新しいネームタグを付けたいのなら、ティアアウェイタグ対応のTシャツを選ぶようにしましょう。
オリジナルTシャツにおしゃれなネームタグを取り付けてみよう
オリジナルTシャツのデザインにもっとこだわりたい方や、個性を出したい方は、オリジナルデザインしたネームタグの取り付けを検討してみましょう。
ネームタグはデザインや配色、レイアウト、プリント方法などを自由に選択できるため、工夫次第でよりオリジナリティ溢れるTシャツに仕上げられます。自分で考案したネームタグはTシャツに個性を与えられるため、既製品との差別化や、ブランドの知名度向上、特別感の演出といったさまざまな効果を期待できます。
なお、ネームタグはテープの種類やプリント方法によってさまざまな種類があるため、各々の特徴を理解し、より希望に近いものを選ぶことが大切です。
エドバンでは、プリントネームタグやDTF転写ネームなど、さまざまなプリント方法を用いたネームタグ付きオリジナルTシャツの製作に対応しています。
また、ネームタグを簡単に取り付けできるティアアウェイタグ対応の製品も多数取り扱っています。
より個性豊かなネームタグ付きオリジナルTシャツを作りたい方は、ぜひエドバンまでお気軽にお問い合わせください。