オリジナルポロシャツ印刷をしたいと思ったら知っておきたい３つのテク

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オリジナルポロシャツ印刷をしたいと思ったら知っておきたい３つのテク

　ポロシャツには袖の長さや素材、サイズなどによりさまざまな種類があります。基になるポロシャツ選びは、オリジナルポロシャツ作製の重要なポイントのひとつです。まず基となるポロシャツと色を決め、作製する枚数とサイズを確認しておきましょう。

1.ポロシャツの種類と選び方のポイントは？

　シンプルなデザインで着る人を選ばないポロシャツは、スポーツからビジネスまで使える優秀なアイテムです。ロゴやイラストを印刷したオリジナルポロシャツは、サークル活動からユニフォームまで幅広いシーンで活用されています。
　オリジナルポロシャツの製作は、専門の業者に依頼することが一般的です。近年はオンラインで注文できるショップも増えており、手軽に作れるようになりました。業者に注文するときには、ポロシャツの種類、デザイン、印刷方法の3つを決める必要があります。それぞれの段階で重要なポイントを押さえておきましょう。

半袖

　通気性がよく汗を吸収してくれるポロシャツは、クールビズの定番アイテムです。Tシャツに比べきちんと感があるので、ユニフォームとしても人気があります。速乾や消臭、UVカットなどの機能に着目して選ぶこともテクニックのひとつです。

長袖

　半袖イメージの強いポロシャツですが、シャツの上品さとカットソーの気軽さを兼ね備えた長袖ポロシャツは、アウターとも組み合わせやすく、春や秋のトップスに便利です。

スポーツ向き

　テニスやゴルフのウェアとして普及してきたポロシャツは、スポーツとの相性がよいのはもちろん、夏のイベントなどにも適しています。これらの用途には、汗を吸収しやすくさらっとした着心地のドライ素材がおすすめです。

キッズサイズ

　肌触りがよくきちんと感が演出できるポロシャツは、普段着からお出かけまで使えることから、子供服としても人気があります。子供が窮屈に感じないよう、襟や袖回りに適度なゆとりがあるものを選ぶことが大切です。

レディースサイズ

　ポロシャツは肩幅に合わせて選ぶのが一般的ですが、胸囲があり体も丸みを帯びている女性の場合は、身巾に合わせて選ぶことがポイントになります。体型をカバーしてくれるチュニックタイプなどもおすすめです。

　カラーバリエーションが豊富なことも、ポロシャツの魅力です。オリジナルポロシャツの印刷では、着用するシチュエーションに合った色にすることも、重要なポイントになります。清潔感がありボトムに合わせやすい白、どんな人にも似あう紺、上半身が引き締まってみえる黒などは、特に人気のある色です。ピンクや水色などやさしい印象を与える淡い色も、男女を問わず人気があります。

2.デザインの決め方と注意点は？

　作製したオリジナルポロシャツを長く楽しむためには、デザインがもっとも重要なポイントとなります。ポロシャツはTシャツと違い襟やボタンなどがあるため、印刷できる範囲に制限があります。印刷範囲は、ポケットの有無によっても違ってくるため注意が必要です。
　ポロシャツの印刷範囲は、前面と背面で異なります。前面では両胸と中央、すそとなります。右すそや左すそと言った指定も可能です。ポケットがある場合は、ポケットとポケットの上部に印刷できます。
　背面は、襟元、背中、すそなどから選べます。右左のそでにワンポイントロゴなどを入れるのもおすすめです。両胸と袖を組み合わせるのもよいでしょう。印刷可能範囲を理解したうえで、オリジナルポロシャツのデザインを決定します。オンライン注文では、パソコンで作製したデザインをデータ入稿することが一般的です。デザインが決まらない場合や、パソコンでデータを作るのが難しいときは、手書きで入稿できるところや、デザインサンプルまたは作成ツールなどが提供されている業者を選ぶという方法もあります。

3.オリジナルポロシャツの印刷方法と特徴

　衣類への印刷方法は主に、シルクスクリーンプリント、フルカラー転写プリント、カッティング転写プリントの3種類が代表的なものです。オリジナルポロシャツは、デザインや製作枚数により、適した方法が違ってきます。作製するポロシャツに合った方法を選ぶことが重要です。

シルクスクリーンプリント

　色ごとに版を作り、1色ずつ生地にプリントしていく方法です。生地との相性がよく、洗濯にも強いことから人気があります。金銀や蛍光色、ラメなども印刷可能です。製作枚数が多いほど1枚当たりの価格は安くなりますが、色ごとに版を作る必要があるため、使う色の多いデザインや小ロットでは、割高となります。

フルカラー転写プリント

　専用の転写シートにデザインを出力してから、それを高温高圧で生地に圧着する方法です。金銀や蛍光色の表現はできません。版を作る必要がないので、小ロットや多色刷りに適しています。グラデーションの印刷も可能です。

カッティング転写プリント

　決まった色の転写シートをカットして、生地に圧着する方法です。1枚ずつ違ったデザインの印刷も可能ですが、カットの難しい細かいデザインには向いていません。ナンバーやネームを入れるのに適した方法です。


　ポロシャツは流行に左右されず、幅広い年代で楽しめる万能性に加え、全員が同じデザインを着ても、違和感が出ないことも魅力です。オリジナルポロシャツは印刷方法を選べば、少ない枚数でもリーズナブルに作製できます。ぜひ、サークルや職場などでオリジナルポロシャツの印刷を検討してみてください。